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不況のあおりを受け、
県内出身2選手が所属した女子バレーボール・プレミアリーグ「武富士バンブー」の解散が決まった。
主将の内藤香菜子選手(28)=甲府市出身=と
正セッターの原桂子選手(33)=旧櫛形町(現南アルプス市)出身=に、
企業スポーツの課題を語ってもらった。
◇本拠地試合増がファン獲得に 人気向上のため選手個人の努力に限界
消費者金融大手の武富士は01年、
イトーヨーカドーバレーボール部を引き継ぎ、武富士バンブーを創部。
02年度のリーグでは準優勝もしたが、5月中旬に解散が決まった。
内藤選手は「会社の状況が悪いことは1年前から分かっていた」と振り返る。
動じることなく試合に集中したが、昨年度のリーグは10チーム中8位。
最後の試合となった5月の黒鷲旗全日本選抜大会も準々決勝で敗退した。
武富士では全選手がブログを頻繁に更新し、ファンのメッセージにはまめに返事をした。
しかし、内藤選手は「それ以外に何をしたらよいか分からなかった」と、
人気向上のための選手個人の努力に限界も感じたという。
今春、内藤選手と原選手は武富士と同じ埼玉県をホームとする、
サッカーJ1・浦和レッズの試合を観戦に行った。
「熱狂的な雰囲気で、応援したいと自然に思った」と原選手は振り返る。
一方、08年度に武富士が埼玉県で試合をしたのは59試合中5回だけ。
内藤選手は「固定ファンが増えなかった」と話し、本拠地での試合増がファン獲得につながると指摘する。
企業スポーツを取り巻く環境は厳しい。
「チームが減れば、バレーボールに打ち込む子供たちの目標がなくなり、全日本も弱くなる」と
原選手は危機感を募らせる。
両選手は現役続行を目指し、別の企業チームと交渉中だ。
「必要としてくれる企業がある限り、競技を続けたいですね」と口をそろえた。
■人物略歴
◇ないとう・かなこ
甲府商高卒。99年、イトーヨーカドーに入社。
01年、イトーヨーカドーの廃部に伴い、チームごと武富士に移籍。02年世界選手権の全日本メンバー。
■人物略歴
◇はら・けいこ
増穂商高卒後、ダイエーバレー部入り。久光製薬を経て07年度から武富士に所属。
08年4月、Vリーグ230試合以上出場を果たし、栄誉賞を受賞した。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090613ddlk19050098000c.html
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